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2007年11月 3日 (土)

蕎麦切倭人のせいろそば他

Wajin071103_1  一昨日、中学時代の恩師が亡くなられた。中学時代の約3年間を担任していただき、ワタシの長いようで短い人生の中に幾つかあった分岐点の1つで、重要な助言を頂いた恩師だ。
 一昨日、昨日と、以前から予定していた所用があったので、今日の本葬に参列。
 出棺まで見送ったあと、碇川沿いを歩いて蕎麦切倭人へ。気分的に、素面で真っ直ぐ帰る気にはなれないコトが分かっていたので、初めから母の車で斎場まで送ってもらっていたのだ。連れは居ないけれども精進上げ。

Wajin071103_2  まずは、板わさでヱビスの中瓶をちびちび。

Wajin071103_3  昼日中から板わさで一杯やってるワタシを見て、大将がウニとイカの和え物をサービスで出してくださった。上からぎゅっと搾った柚子の香りと酸味が、ウニとイカの甘みを引き立てている。抜群の酒肴だ。
 

Wajin071103_4 
 そのあと、だし巻き玉子をオーダーして、ヱビスをもう1本。玉子焼きというにはクレープのような形状だが、おぼろ昆布が混ぜられていて、イイ風味。ビールが進む。
 
 
 
Wajin071103_5  〆めは、せいろそばの大盛り(笑)。大将の勧めで、田舎そばにシフト。香り高い鰹だしと、醤油の角張った味をイイ感じに残したかえしが溶け合ったそばつゆの風味と、デフォルトの蕎麦よりやや紫がかって黒味を帯びた挽きぐるみの蕎麦の風味が、昼間の酒でポーっと火照った鼻腔を爽やかに通り抜けていく。
 
Wajin071103_6 ビールがなくなっていたので、この蕎麦に合いそうな冷酒をリクエストすると、大将は、御湖鶴の純米吟醸を磁器のグラスに入れて出してくれた。ひと口飲むと、すーっと鼻を抜ける涼やかな薫りと口に広がる柔らかな酸味。そしてスッキリとしたあと口。糀の香りではない日本酒らしい香りと、程良い酸味の淡い辛口。やや無骨な香りを残す蕎麦と、辛目のつゆの味にしっくり馴染む味わいだ。
ひと口蕎麦を手繰っては、ひと口酒を飲む。しみじみと美味い。
 2、3年前、とあるラーメン屋で何度か先生と同席したコトがあり、「そのうちお宅へお邪魔しますよ」と挨拶していた。そう言いつつ、結局、先生と差し向かいで飲む機会のないまま、今日の日を迎えてしまった。一度、こうして蕎麦を手繰りつつ、先生と一杯やってみたかったと思った。

 そんな感慨に浸りながら、蕎麦を手繰り冷酒を煽ったあと、今度は蕎麦湯をアテにしつつ、冷酒をちびちび。最後はカウンターへ移って、大将と話す。日の高いうちからガッツリ酔う(爆)。

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コメント

恩師だった先生、お亡くなりになられたんですね。
ご冥福をお祈りします。

それにしてもこの記事の文章、まさに「たてさんの真骨頂」ですね。

昼間からそば屋でお酒・・・って、粋なオトナだ・・・そんなニュアンスのことを、以前「笑っていいとも!」でゲストにタモリが言ってました。

投稿: りあら | 2007年11月 6日 (火) 09時12分

>りあらさん
若いうちは、ほとんど同僚や友人・知人の親族のお葬儀だったのですが、
歳を重ねるにつれ、関わりの深い人や親しい人が亡くなることも多くなってきますね。
久々心理的にヘヴィなお葬式でした。
>>昼間からそば屋でお酒・・・って、粋なオトナだ・・・
イヤイヤ、昼間っから酒乞っ喰らって、路線バスの西側の窓際にへたり込んで、西陽を浴びてウトウトしながら家へ帰ってきたら、翌日にはナンだか熱っぽくなっちゃってました。
それだけでも十分気をつけてればひどくはならないのに、酔って布団もかけずに寝ていたので、とうとう風邪をひいてしまいました。
まさに愚の骨頂。ワタシの場合、酒が粋にも薬にもなってないコトが多いようです(苦笑)。

投稿: たて@もの喰うひと | 2007年11月 6日 (火) 22時33分

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