門司港駅のふぐ天うどん
門司港といえば、焼きカレー。焼きうどんにもそそられたが、美味いものは駅のそばにあるという経験則に従って、足取りは門司港駅へ。
九州最古の木造駅舎と、鉄骨の構造美を見せる駅構内を眺めたあと、駅舎内にあるうどん屋に飛び込む。
時代がかった扉を開け中に入ると、昼飯時だけにほぼ満席。どうにか1つだけ空いた席に座って、今日のお昼の一杯をば思案。
初めて訪れたうどん屋ではごぼう天うどんがデフォルトなのだが、ココは門司港。迷わず、名物のふぐ天うどんをオーダー。
手際良く出て来た一杯には、大ぶりのふぐ天が鎮座まします。その周りを若布、かまぼこ、とろろ昆布、刻みねぎが、しっかり脇を固めている。 まずはすめ(=つゆ)をひと口。昆布をベースにしただしには、鰹節といりこの風味が顔を出す、ほんのり甘目の味付け。
麺はといえば、茹で置きと思しいのだが、噛むとにっちりと歯にくっついて来るような食感が楽しい。イイ意味で想像を覆された(笑)。しっかりとした食べ応えが美味い。
そしてメインのふぐ天。箸でつまんで躊躇なくガブリ。大ぶりな姿から飾り衣がかかっているんだろうと思っていたら、なんと分厚いのはふぐの方。程良く下味が付けられ、ふわっとした食感とも相まって、すめとの相性もバッチリ。開いて中骨が除いてあるので食べやすい。ふぐ天を喰ってはすめを啜り。麺を啜ってはふぐ天にガブリ。物価高騰の折ながら、コレで500円。門司港レトロを満喫しつつ、ワンコインで地元の名産を楽しめるというのはカナリ嬉しい。
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