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2008年4月22日 (火)

樽屋町 炎上 【続報】

 火事のニュースが全国的に報じられたコトもあり、帝都に住むKAJIからもメールが入った。とはいえ、火事場にいない以上、報道されている情報以外に伝えられるハナシもなく、「鎮火の連絡が入ったらメールで教える」としか返事できないのが実情。地元への対応もあって、TVを見ながらウチでおとなしく夕食を摂っていた。
 そうしているうち、20時半過ぎ頃、分団長から鎮火の連絡が入った。連絡網を通じて警戒態勢(・・・非公式なのだが)の解除を知らせ、やっと落ち着くコトができた。

 21時を過ぎた頃、消防本部からも鎮火のメールが届いた。

種別:火災
飯塚市本町付近
中高層建物火災は鎮火しました
2008-4-21 21:11:46

飯塚地区消防本部
災害のお問合せ先
0948-28-****

 都合、3,000トン以上もの水を放水し、約5時間半にわたる消火活動を続けて、ようやく鎮火の目処が立った。飯塚地区消防本部管内の消防隊はもとより、近隣の消防団は、その後の片付けも含めると、6時間以上も現場に貼り付けられていたワケで、同じく消防に関わる身として(消防団所属)、心から慰労の意と、賛辞を送りたいと思う。

 次に、翌朝、火事を報じた新聞の引用です。

飯塚の商店街で火災、飲食店など10棟焼く

 21日午後3時20分ごろ、福岡県飯塚市本町商店街の一角から出火、飲食店や商店、空き店舗などが燃え、約5時間半後に鎮火した。県警飯塚署によると同11時までに全焼8棟、部分焼2棟の計約6100平方メートルの焼損を確認。同商店街の対策本部によると飲食店や時計店、靴店など計20店が被害を申告している。住宅も3戸燃えたという。けが人はいなかった。同署と飯塚地区消防本部が出火元や出火原因を調べている。

 消防本部の説明では、狭い路地の「樽屋町」と呼ばれる飲食店街から炎が出ているのに通行人が気付き、119番。対策本部によると空き店舗から出火したという目撃情報もあるという。路地に消防車が入れず、消防署員が近くのアーケードの屋根などから放水した。住民や店の従業員らは荷物を抱えて避難した。

◆「街並み消えてしまった…」肩落とす市民

 飯塚市本町の商店街の一角で21日、飲食店などが燃えた火災は、古い木造の建物が並ぶ密集地で発生したため、瞬く間に炎が広がった。消防車のサイレンと非常ベルが鳴り響くなか、現場近くの商店街のアーケード内には煙が充満し、一帯は騒然となった。

 火が出たのは「樽屋町」と呼ばれる一帯。かつてクラブやスナックが何店も軒を連ねていたが、いまは空き店舗が多い。店が被災した「クラブ銀座」のマスター藤田弘利さん(63)は友人からの電話で火事を知り駆け付けたが、店には近付けず、煙を見上げながら「80年近くの歴史がある店だったのに、何もできずに悔しい」と唇をかんでいた。

 現場近くで居酒屋を経営する松山真砂男さん(59)は、本町商店街の方から聞こえた非常ベルに気付いて外に出たが、「真っ赤な炎が見え、黒煙が上空にまでもうもうと上がっていた」と話した。

 市内の観光地を案内するボランティア団体「筑豊飯塚観光案内人」などによると、樽屋町には戦前、造り酒屋があり、周辺には酒樽(さかだる)を扱う店舗が多かったことから、樽屋町と呼ばれるようになったという。

 「案内人」スタッフの治部田道夫さん(71)(飯塚市堀池)は「炭鉱が盛んだったころは、にぎやかだった場所だが、その街並みが消えてしまい残念だ」と肩を落とした。

<引用元:2008年4月22日 読売新聞「九州発」

 この記事には出ていないものの、別の記事では、3家族13人が近くの公共施設へ避難し、不安な夜を過ごしたコトを報じていた。今のところけが人が出ていないのが不幸中の幸いと言えるが、今日夕方のローカルニュースを見ていると、樽屋町を中心として、北へ恵比寿通り、南へ永楽通りにわたる範囲が延焼し、西に本町商店街の一部を燃やし、東に昭和通りへと延びていきそうな勢いがあり、風向きや風の強さ等、気象条件が悪い方へ重なれば、もっと被害が拡大していたコトも想定される。日付をまたがないウチに鎮火しただけ、良かったのかもしれない。
 樽屋町や恵比寿通りで、今も営業を続けている店は多くないが(かつては、“やんちゃ囃子”も営業してたが・・・)、細い路地と混み合った店舗の佇まいが、往時の賑わいを偲ばせるというか、昭和の面影を残すエリアとして、ひそかに好意を寄せていた一帯だけに、その焼失が惜しまれる。
 
 そんな最中にこんなコトを書いては、“流言蜚語”を飛ばしてるとか、“風説の流布”を流してるとか糾弾されそうだが、隣り合う東町商店街では、1997年9月に22店舗を焼き、本町商店街でも、2003年8月に3棟、2005年5月に7棟が焼く火災が起きており、単なる火の不始末だけでは済まないナニかが潜んでいるような・・・気がするような、しないような・・・。憶測でモノを書いちゃいけません。
 ともかくも、火の用心というコトに尽きます。

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