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2008年11月15日 (土)

中華飯店綏芬河(スイフンガ)の太楼麺(たろうめん)

 前に髪を切って1ヶ月余りを過ぎ、いいかげんボサボサ頭になってしまったので、朝から馴染みの理容店へ。バサッと刈り込んで、スッキリすっかり頭が軽くなった(もともと中身が少ないモンでね・・・笑)。午後からも、飯塚で予定が入っているので、昼飯をどーしたものかと思案していたら、HENOさんばりに麺の神様が頭(こうべ)に宿った(笑)。「綏芬河*の太楼麺を啜るべし」。愛車を停めていた駐車場から近い、未食のとことん亭のこってりラーメンに惹かれつつも、ハンドルは新飯塚へ。
 *註・・・このお店の「綏芬河」の“スイ”は、糸偏ではなく三水。
 
 実はワタシが通っていた高校はこの店の近くで、3年通っている間に1度は訪れていても良さそうなモノだが、立岩公民館の裏手にある中華飯店には、ついぞ立ち寄るコトはなかった。ソレがまたどうして麺神降臨と相成ったかといえば、麻生太郎衆議が広田弘毅首相以来2人目の福岡県出身の総理大臣に就任し(72年ぶりらしい)、氏に因んだお菓子が作られたり、氏が帰飯時に通う馴染みの店などが話題になる中で(総務相就任頃からチラホラあったのだが)、太郎と太楼の名前の語呂をきっかけに、20数年来の贔屓になっているというこの店(と太楼麺)が、ずっと気になっていたのだ。
 
Suifunga081115  立岩公民館の裏手にある小さな公園と道を挟んだ向かい側に、おそらく創業当時からのままであろう佇まいで建っている。暖簾の赤い色が鮮やかだが、近頃新調されたのだろう。
 入り口のガラス戸には近くの小学生(たぶん立岩小かな?)が書いたのであろう、お店のポスターが何枚も貼られている。
 
 店内は、厨房と向かい合わせのカウンターに6、7席。テーブル席が3つ、各4席ほど。大将と奥さん、そしてその娘さんの3人で切り盛りされているよう だ。やや早いが昼飯時のこの時間帯に先客は2人。なんだかのんびりした空気が流れている。新聞を手に取り、カウンターの奥の方に座る。
 お目当ては太楼麺なので、迷わずオーダー。一緒に白飯の小も頼む。

Suifunga_taroumen_1 厨房の中の3人は、それぞれ役割分担が決まっているようで、それぞれにてきぱきと身体を動かしている。餡とじ風な麺であるコトは予備知識として持ってはいたのだが、大将がスープを煮立てながら餡をじっくり作っていく姿は、なかなか絵になっていた。

 そんなこんなで、ワタシの後に入ったお客さんが頼んだ通常の麺メニューよりは少し時間がかかったが、湯気を立てながら熱々の一杯が目の前に出てきた。

 鶏ガラベースの清湯にとろみをつけた餡には、ふわふわの溶き玉子と鶏肉、玉ねぎ。その上に刻んだネギと焼き海苔が1枚。丼の右肩(?)隅の方に(かかり過ぎないような配慮か?)、パッと胡椒がふられている。
 添えられた貝杓子でスープ(餡)をひと口含むと、鶏ガラの旨みと玉ねぎの甘み、溶き玉子の風味が混じり合った滋味ある味わい。しみじみと美味い。この餡の味は、確かに中華料理の味だ。昔、ほんの短い間福岡市内に下宿していた頃、下宿近くの小さな中華飯店で好んで食べていた中華丼の、あの餡の味を思い出した。

Suifunga_taroumen_2 お次に、餡の中から麺を手繰りだすと、デフォのラーメンと同様と思われる細麺が顔を出す。熱々の餡の中でのびはしないかと、その硬さが気になったのだが、コリッとした歯ごたえが小気味いい。粘り腰な細麺といった感じ。そのせいか、細麺ながらダマにならずに、とろみのあるスープを絶妙な感じで掬い上げている。
 スープにとろみがある分、食べている間も熱々さが保たれている。身体はみるみる暖まって、汗すら出てくるのだが、麺のコシはさほどにのびていかない。その辺もなかなかな麺だ。

 スープまで完食すると、餡とじ麺だけにがっつり胃袋に納まる。比較的シンプルな具材の一杯だが、これから寒くなって行く時期にあって、心身ともに満足する一杯だ。
 余談だが、白飯には、辛子高菜の小皿に加えて、切干大根の煮物の小鉢が付いていた。これはデフォルトなのだろうか・・・、ちょっとしたサービスが嬉しい。というか、デフォルトのラーメンや、表のガラス戸に貼られたポスターがおすすめするチャンポンも非常に美味そうなので、近いうちに再来せねばなるまい(笑)。
 
【この記事で参考にさせて頂いたブログ・HP】
 俺コレ! ~俺を信じてコレを喰え~
 たろうのひめくり
 みなくるみなくる

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もの喰う日々08.ソト飯【ラーメン・チャンポン】」カテゴリの記事

コメント

こんにちは~^^!
先日こちらにやっとお伺いしました。
なかなか変わった麺でした^^。
ありがとうございます。
これなら仰るように他のメニューもそそりますな・・^^。
特にラーメンやチャーハンなどは・・?

PS
2回ほどトラバりましたが、うまく入りませんでした。
また次回どこかでトラバれるように努力しますのでご了承下さい・・(笑)。

投稿: オースケ | 2009年1月13日 (火) 11時55分

>オースケさん
さっそくココへ訪れられるとはヽ(´▽`)/

オースケさんといい、マニさんといい、
皆さんの守備範囲の広さと、
フットワークの軽さには、常々敬服しておりまするo(_ _)o

>>他のメニューもそそりますな・・^^。
デフォのラーメンやチャンポンを啜るべく再訪を期しておりますが、
地元民ながら思うに任せぬ有様。
まったく以って面目ないです、ハイ (ノ_≦。)

>>2回ほどトラバりましたが、うまく入りませんでした。
ワタシも以前、オースケさんトコにTB貼ろうとしたんですが、
コチラも何度やってもダメで・・・_| ̄|○
コレはワタシの経験からで、何の根拠もないんですが、
FC2ブログ⇔ココログ間では、
TBがなかなかうまくいかないみたいです。

投稿: たて@もの喰うひと | 2009年1月14日 (水) 01時49分

漢字は「绥芬河」ですよね!!
おいしそうですね、今度いってみよ

投稿: | 2011年11月 5日 (土) 10時11分

>(nanashi)さん

コメントありがとうございます m(_ _)m

ナニかのメディアに「綏芬河(スイフンガ)」が取り上げられたのか、
最近、この記事へのアクセスが急増して、驚いております(笑)。

漢字は、看板を見るかぎりは糸偏の略字ではなく、
さんずいにに見えるんですが、いかがなモンでしょう??
(ちなみに、看板は新しいモノに掛け替えられています…笑)

ま、文字はともかく、太楼麺もチャンポンも美味しいお店です。
ぜひ、お出かけください。
なお、デフォのラーメンは未だ啜ってないので、
近いウチに、また行かねば! と思ってます。

投稿: たて@もの喰う人 | 2011年11月 9日 (水) 01時36分

『ロケットニュース24』に、綏芬河の太楼麺が取り上げられたお陰で、
アクセス数がググッと延びてます。
久々のコトでちょっと驚いてます(笑)。

「麻生太郎元首相がこよなく愛するラーメン屋『スイフンガ』に行ってみた / 新飯塚」
http://rocketnews24.com/2012/10/26/260335/

以前、福岡ローカルの情報番組に取り上げられた後も、
ドカンとアクセス数が上がったコトがありました(;´▽`A``
このエントリーは、時々化けますねぇ(爆)。

投稿: たて@もの喰う人 | 2012年10月27日 (土) 01時35分

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受信: 2008年12月17日 (水) 02時36分

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受信: 2009年1月11日 (日) 14時37分

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