藤蔵西中洲店で一席
昨年9月に行なわれた分団の編成変更で、従来の分団が解散することになり、これまでの積立金の清算も兼ねて、中洲で盛大に解散式。
“アラ鍋”をキーワードに、ホテルからの近さや個室の有無で、幹事が予約したのは藤蔵西中洲店。以前、まぐろ三昧の一夜を過ごした時に泊まったホテルの1階にある店だ。その際、宇久島直送の鮮魚というのが結構気になって、一度行ってみたいなぁ・・・と思っていたので、ちょうど渡りに船であった。ネットで調べてみると、宇久島にある「シーサイドホテル藤蔵」直営の和食店という。期待がふくらむ。
店内に入ると、奥の座敷へ案内される。店のアチコチに手書きのメッセージが貼られていて、ユニークだ。座敷は全部で十数畳あり、今夜は2対1(ワタシ達の方が2)で仕切られているようだった。
薬院新川に面した和室の窓からは、天神中央公園の景色と福岡市役所の明かりが見える。なかなかイイ雰囲気。分団長の挨拶の後、そのまま引き続き分団長の音頭で乾杯。
先付は、鯨ベーコン。薄造りにする前にすこし炙ったのであろうか? 焼いた鯨の香りがかすかに漂う。
続いてお造りが出てきた。“アラ鍋”をメインに据えているだけあって、ヒラス、平目、鯛、蛸の刺身を周囲に侍らせて、アラの刺身が正面に鎮座まします(笑)。いずれも、新鮮で美味い。
そのあと、鯖の煮付け、茶碗蒸しと続いたあと、揚げ物の一皿。南瓜と蓮根の天麩羅と共に並んでいるのは・・・?? 初め、鯛の天麩羅かと思ったのだが、白身なのは同じとしても、何やら様子も味わいも違う。後ほどアラ鍋が登場してから得心したのだが、コレはアラの天麩羅だったようだ。どうりで美味いはずだ(笑)。かけられたソースも絶妙。
さらに、握り寿司が登場するに至っては、お料理で腹が満たされれたものやら、お酒がイケ過ぎたものやら、つまんでみようにも、二の足というか二の舌というか、箸がなかなか進まない(苦笑)。
箸は進まずとも、ついに、メインのアラ鍋が満を持してご登場! 多少なりともアラ鍋の美味さを知っているワタシとしては、ジョッキ・盃はさておいても、コレはぜひ食っておかねば・・・と思いつつ、今夜は名残りの一席。盃が廻ってくれば、やはり、かつての酔虎伝のアレコレなぞ語り合いつつ、ご返杯。また、ご返杯に次ぐご返杯(笑)。
見事なアラの切り身をメインに、白菜、春菊、椎茸、えのき、豆腐が入り、緑鮮やかな水菜を纏った姿は、早春の緑のような淡い彩りを見せているが、その味わいは淡白に見えて滋味豊か。美味い。美味いのに・・・腹に余裕がない (/□≦、) 我ながら生ビールのイケ過ぎを後悔した次第。 il||li _| ̄|○ il||li
宇久島といえば五島列島の最北部。五島といえば五島うどん。今宵、アラ鍋の〆めは、その五島うどんをザバーッと豪快に投入!!
細く手延べされたうどんは、打ち粉ではなく五島産の椿油が使用されていて、滑らかなのど越しが特徴。通常ならアゴだしでいただくトコロを、今夜はアラの旨みが加わった滋味一杯のすめ(=スープ)がセットの豪華版。
しかし、一次会も佳境にさしかかった今となっては、箸を出す者も少ない。そんな中、常日頃から麺喰いを標榜するワタクシめとしては、この機を逃してはならじと、ひそやかに黙々とうどんを啜る(爆)。
黙々と啜っていたつもりだったが、実はその姿は衆目の集まるトコロとなっていたようで、お開きの後も最後までうどんを啜るオトコとして、酔虎伝の一頁に加えられたようであります(苦笑)。
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