からあげ大将のラーメン
飯塚駅の駅舎に本店を構えるからあげ大将。幸袋や田川方面にいくつかの支店を持つこの店が、旧嘉穂町に支店を出したのは昨年のいつ頃だったか・・・。ほか弁跡の建物を改装して営業を始めたのだが、折からの牛隈交差点の改良工事で十数メートルほど後へ移転。それを機に店舗の半分ほどをラーメン屋にして営業再開した。
地元の人は知っているかもしれないが、ココの大将は、かほラーメンの前身、山小屋ラーメン大隈店の店長だった御仁(実は、かなり昔の山小屋ラーメンのTVCMに登場してました。つっても、わっかんねぇだろーなぁ・・・笑)。そんな人が再びラーメンを作るとあって、その味に興味津々だったのだが、いま一つ一歩を踏み出せないでいた。
片道十数時間の長距離バス強行軍がプチ中年の身に堪えたせいか、はたまた、疲れて呆けてしまったせいか、お昼の弁当を注文し忘れていたのもイイ機会だったので、意を決してからあげ大将へ。
店舗の、向って左半分が唐揚げ屋。右半分がラーメン屋になっていて、L字型のカウンターに6席、椅子席4つのテーブルが3つと、表からの見た目よりはキャパがある。
カウンターの角に座ってメニューを見やる。唐揚げ5個とライスがセットになったセットが750円だったので、かほラーメンのAセットより安いかな? などと思いつつ、そのセットを注文。
山小屋ラーメン大隈店当時の味を覚えているというワケではないのだが、出てきた一杯は、ソレよりも濃い感じか。ひと口スープを啜ると、強い個性はないが、丁寧な仕込みを感じさせる円かな味。意外とコクがある。
やや黄みを帯びた麺は、かつての筑豊スタンタードな太さ(いわゆるチョイ太めの細麺・・・笑)。いや、ソレよりもちょっと太いか? 小気味イイ歯ごたえがなかなか。厚めにスライスされたチャーシューもイイ出来。
もみ海苔の風味がラーメンの味にどう影響するかは個人の好みとして、スープにはまだまだポテンシャルがあるように思える。ちなみに完食後の丼には、少しばかり髄が残っていた。
んでもって、唐揚げのお味はというと、からあげ大将自体は、開業当時から知っていたのだが、ココの唐揚げを食べるのは、実はコレが初めて。周辺にも唐揚げの店はいくつもあるが、ココの唐揚げにはにんにくを使っていないようで、あっさりとした食味がコレまた意外だ(笑)。
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